巨魚に挑む

最近は少し釣りを自粛して、
いらないタックルを売り払って遠征費を捻出

また行ってきましたよ～



今回は直行便で行ったけど・・・

中は狭い

手荷物が上の棚に入らなくて困ってる方も（汗



直行便でもプロペラ機でした



ちょうど本島に空輸する魚が・・・



今回もこれに入るサイズ釣りたいな～

島にはカラオケ店ができてました。
音痴なんで利用しませんが、
時化た時は暇つぶしに良さそう



タックルに新アイテムが追加

ROD　FUKI(ロッドフキ）



いろんな呼び方があるようでT-BARとかT型デカ当て(ハラアテ)
竿尻につけてスタンディングファイトをサポートします。
というか・・・
無いと痛くて痛くてとてもできません。
スタンドアップの泳がせ釣りではもはや必需品です。



ロッドフキはデカアテの発展型といえそうですが、
前々からトローリングなどではよく使われていたのです。

釣り番組でカンパチ釣りに使っていたことで一躍有名になりました。
体に当たる面積が広くなるのでかなり楽みたい



大型魚とのファイトの経験がある方はわかると思いますが、
魚が掛かってリールを巻く際に左右にブレて巻きづらい事があります。
フロントグリップを握る手の握力の問題らしい

Ｔ型のハラアテを使う事により、
握力だけで横ブレを止めていたものがＴ型のバーの部分で横ブレを止める為握っている手（腕）は竿のリフトに集中できるらしい。

小柄で体力＆持久力の無い俺には素敵なアイテムになるかも



Standing Soul160のアルミバッドのカラーに合わせ、
特注色シルバーを購入

ロッドもマグロ用を準備しました。

黒い魔術専用なので、
俺は手足が短いのでそのまま使うのは困難かも



って思ってたら黒い魔術持っている方が二人いました、
船にも装備されてるらしい。



島では一番の行事、　海神祭で船長は爬龍舟競漕の事で頭がいっぱい
海神祭に合わせて帰省される島人も多いらしい。

今回の釣行は爬龍舟競漕の練習の合間に出港です。



久部良の中組の仕上げ前の爬龍舟

クバで編んだ水汲み
初めて見ました。




初日


船長と中乗りさん、ばんちょさん、B親分、大和のKYさん、Tさんとで出港するも全員坊主・・・


二日目

皆さん爬龍舟競漕の練習
カー坊こと金城船長は
爬龍舟競漕でもキャプテン的存在で舵取やってました。
舵取は楽そうに見えてキツイらしい。



Team立釣魂も職域で参加予定
連日爬龍舟競漕の練習に頑張っているようでした。

漕ぎ手が足りなくて俺も練習参加させられそうになったけど・・・
以前痛めた手首の捻挫が治ったばかりなので逃亡



釣り中の風景
今回も画像は少なめ…

Standing SoulBF

やっぱりそのまま使うにはリールシートの下が長くてチ〇コに当たりそうなので
ロッドフキを装着



トビウオの稚魚
初めて見ました。

海で泳いでいる姿は幻想的です。



B親分、大和のKYさん、Tさん
それぞれ50～80サイズをゲット～
流石ベテラン



ばんちょさんはほとんど寝てたけど、
俺は二日連続坊主



マグロはすぐ血抜きして〆て内臓取りだした氷水にドボンです。

三日目

餌を釣って、さっそくばんちょさんは仕掛けを投入
操舵室で魚探をチェックしてるようでしたが
連日の釣りと爬龍舟競漕の練習でウトウトしてたらしく

突然ばんちょさんのリールが唸りをあげて突っ込む
一番近くにいたのは俺で、
大声でばんちょさんを呼ぶもラインブレイク
ロッドが物凄い勢いで反転し、
ロッドキーパーから外れて後方へブッ飛ぶ
正面に立っていたら面を食らってたかも

ラインは喰いこんでおらず・・・
ラインの劣化

連日爆釣の大和のKYさんが操舵室の隣の釣り座を譲ってくれました。

マグロは時計回りに回遊するらしいので船首が良いらしいが…

で餌釣り再開したら、
金城船長が俺のタックルに仕掛けをセットして棚を70mで仕掛けを投入したとの事

餌釣りしている場所から俺のロッドが見えないし、
どういうふうにセットしたか気になり、
チェックしなきゃと思ってたら・・・
ゴン
っと大きな音が・・・
さっきばんちょさんのロッドが吹っ飛んだ音と一緒

急いで見に行くと、
俺のロッドがキーパーから外れて後ろにヒックリ返ってました。
ロッドフキも吹っ飛んでいたが幸い船内に転がってました。
穴開けてボルトで固定した方がいいかも

どうやらPEラインが喰いこんでラインブレイク

ふとドラグレバーを見ると
ドラグMAX・・・

ラインは10ｍのカラーいっぱいに巻きまで喰いこみ、
そのまま使うのは無理
10ｍカットしてやっと喰いこみから解放

巻き量が減ったバトル20Wにするか
巻き量が少ないバトル20にするか・・・
バトル20はリーダーも付いている
しかしバトル20はノーマルでハーネスは装着できません。

予備のラインは持っているが、
最終日に巻きなおすのも・・・
後数時間で終了だし。

そんなこんなでいろいろやって迷っていると、
B親分さんやKYさんが良型のキハダをゲット
そしてTさんが特大マグロをヒット
リールのドラグが効かず、船内を半回転してようやくゲット
中途半端に回収した俺の仕掛けが絡んだりでちょっと迷惑かけてすみませんでした。

カンパチなどの要領で仕掛けを回収しましたが、
カンパチの仕掛けより長い事を忘れてたし、カンパチやミーバイと違い
マグロは最後まで抵抗する事を知らない認識不足でした。

大和のKYさんの鮪用超短竿を拝借

すぐヒット
使い慣れない短竿でファイト

連日60UPが釣れているので、あれ～

マグロってあんまり引かないな～

楽勝じゃん

っと思ったが
何か変
ロッドが短いから簡単に寄せる事ができるのか

側で見てたKYさん、
俺がパワフルに見えたくらいグイグイ魚を寄せてたらしい。

やっぱり何か変・・・
途中から外道ではないかと思ったが・・・



メバチマグロでした
でも食べて美味しいのはキハダよりメバチらしい。

初めてのマグロなので嬉しい
田中さんが手際良く血抜きして、
胃袋等を取り出し〆て余韻に浸っていると

またもや鮪用超短竿にアタリ

さっきのマグロより引きが全然違うし、
連発なのできつい
まだ呼吸が整ってないうちに再開なので・・・

少し休んどきゃ良かった

田中さんがリーダーを掴んだので安心してロッドを竿受けに戻すも
またマグロが暴れ出す。

ホント、根魚と違い、
上物は最後まで抵抗します。
取り込むのが一番難しいと痛感

これがウシシビだったら、
かなりヤバイ



生まれて初めてキハダマグロゲット～



帰港後、
仮眠して久部良の中組の舟屋へ



皆さん練習風景をビデオ撮影していて
フォームをチェックしたり、過去のレースと比べたりして研究熱心でした。



大量のマクガン（ヤシガニ）のミソと爪の身



それの冷ソーメンは贅沢なご馳走でした。

クバの新芽の芯が入ったソーキ汁もクバが良い味だして美味しかった。
自分の土地で栽培しているらしい。

これだけのご馳走が出るって事は、それだけ海神祭に対する思いが強いんだな～と思った。


最終日



60～80サイズのキハダマグロ8本



とメバチマグロ1本



すぐにブロックに切り分け

油紙に包んで

初めてマグロを釣って思った事
うちなーんちゅはマグロが大好きでカンパチより人気がある
お土産のマグロの刺身は大好評、トンボマグロよりキハダは美味しい